Q電源の三相と単相の違いはなんですか?またその使い分けは?
A
三相は主にAC200Vで用いられます。
単相はAC100V、AC200Vで用いられます。
AC200Vでは三相のうちの二相を取り出したものを単相と呼びます。
設備への供給で考えた場合は三相は負荷を3つの相に振り分けることが出来るため個々の相の電流容量を少なくすることが出来るため電流容量が大きい設備で有利になります。
AC100V単相で電流容量の少ない設備であれば家庭用コンセントに接続することも出来ますので装置の規模、用途によって使い分けられます。
設備内の個別機器への供給の場合は三相、単相両対応の部品であれば三相の方が定格電流が低いことが多く、単相接続の場合は設計時に相の振り分けを考えることで設備トータルとしてバランスを取りやすくなることが考えられます。
設備製作時の電源供給の疑問・質問があれば、工場無人化ナビまで御連絡ください。
よく閲覧されているページ
装置・自動機事例
プロセス改善事例
選ばれる5つの理由
工場 自動化・省力化推進ラボ
同一カテゴリの人気記事
Q:「サージキラー」とはなんですか?
Q:「フェライトコア」とはなんですか?
Q:「HMI」とはなんですか?
Q:「パラレル通信」とはなんですか?
Q:「セーフティーリレー」とはなんですか?
合わせてお読みください(コラム)
部品供給工程の自動化における3つのポイント
箱詰め・梱包工程の課題と自動化のポイント
生産ラインの自動化の必要性とその効果
寸法測定工程の自動化における3つのポイント