複合的な自動化装置の導入による電子タバコの内部部品の組立工程の完全無人化
こちらは、電子タバコの内部部品の組立工程を、様々な自動化装置を複合的に導入することで完全無人化をしたプロセス改善事例です。
ここがポイント!
- 様々な自動化装置を複合的に導入することで、作業者5人のラインを完全無人化!
- 1個当たり3秒で組立を行い高効率化!
Before
- 部品の供給
- セッティング
- 組立
- 収納
海外メーカー様より、電子タバコの内部部品を自動的に組み立てて、トレーへの収納までを自動化してほしいとの依頼がございました。
こちらの電子タバコは、紙タバコと同様のサイズ・形状であり、非常に繊細な部品で構成されています。
そのような約9mmほどの細いパイプの中に、細長く大きさの異なる端子部品3点を樹脂部品に圧入する組立作業は、非常に困難な作業となっていました。
また、この電子タバコの部品は5人の作業者によって組立が行われていました。
After
- 部品の供給
- 収納
そこで工場無人化ナビでは、様々な自動化装置を複合的に導入することで、この困難な電子タバコの端子部の組立工程を完全無人化することを提案いたしました。
具体的には、パーツフィーダー、インデックス、カムP&P、ロボット、画像センサーを駆使することで、部品の供給からトレー収納までを行う自動組立装置を完成させました。また、いままで5人の作業者によって行われていた組立作業を、この複合装置を導入することで無人化することができました。
これにより、1個あたり3秒で組立を行うことが可能になり、ライン全体の無人化に合わせて作業の高効率化を実現いたしました。