画像センサー導入によるライン無人化&不良品率削減
こちらは、精密プレス部品を目視によって検査していたラインに対して、画像センサーを設置することでラインの無人化と検査品質の向上を実現したプロセス改善事例です。
ここがポイント!
- 2種類の画像センサーによって不良品率の削減!
- 精密プレス部品検査のライン全体の無人化を実現!
Before
- 部品の整列
- 目視検査
- 搬送
改善前は、作業者の方々が目視によって精密プレス部品の検査を行っていました。
しかし、目視検査では2枚の精密プレス部品が重なってしまっている不良品を見過ごしてしまうことが問題としてあげられていました。
また、精密プレス部品の外観検査も作業者の方々が目視で行っていたため、精密プレス部品の表面上にあるわずかな傷を見過ごしてしまう可能性も非常に高く、不良品の流出を防止したいというのがお客様の課題でした。
さらに、この目視検査はパートの方々が行っていたため、検査品質の向上と、人件費の削減も行いたいというご希望でした。
After
- 部品の供給
- 搬送
そこで、この精密プレス部品検査のライン上に、新たに画像センサーを設置することを提案いたしました。
画像センサーは、2枚重なってしまっている不良品を検出するための重なり検査用画像センサーと、表面のごくわずかな傷を検出する外観検査用の画像センサーの2種類を導入いたしました。
その結果、精密プレス部品検査のライン全体での無人化はもちろんのこと、不良品流出の防止につながり、検査品質の向上も実現することができました。