異形部品をロボットと画像を駆使して基板に挿入の無人化
こちらは、従来装置では手作業で行うしかなかった異形部品の基板への挿入工程を全自動で行うものです。
ここがポイント!
- 従来、作業者に頼っていた工程の全自動化!
- 多様な部品供給に対応(PF、テープ、パレット、スティックetc.)
- 画像による位置補正、力覚センサーを駆使したロボットでの自走技術
- 幅可変コンベアーにより、各サイズの基板に対応
Before
- 部品供給
- 挿入
- 組立
- 搬送
基板種類も多く、部品も多種あるため、熟練が必要で、作業者の確保が課題でした。
作業者が削減できないことから、人件費削減もできませんでした。
また品質の安定上も問題があり、自動化の要望がありました。
After
- 完全自動化
数十種類になる部品に対応するため、各々の荷姿に合わせた供給装置を製作しました。
台車に供給ユニットを搭載し、台車を入れ替える事で基板に合わせた部品供給を可能にしました。
基板のサイズへの対応は、幅可変コンベアーを製作して対応しています。
ワークの位置は画像で検出し、姿勢を補正したうえで基板に挿入、
ロボットチャックは、極力多くの部品に共用で使えるよう自社設計製作しました。
挿入に際しては、力覚センサーを駆使して、微妙な力加減を調整しています。
このラインを導入することで、専従作業者ゼロの無人化ラインを実現しました。