多端子コネクター(20ピン以上)の自動挿抜
こちらは、従来装置では手作業で行うしかなかった、電気/電子部品や基板への検査用コネクターの挿抜を全自動で行ったプロセス改善事例です
ここがポイント!
- 検査工程自動化のボトルネックを解消!
- 作業者負荷が大幅に改善!
- 検査導入による品質安定性の向上!
Before
- 人手で挿入
- 検査
- 人手で取出
- 次工程搬送
検査自体は自動でもコネクターの挿抜が装置で出来ないことから、全自動化が出来ませんでした。
基板種類が多く、コネクター部品も多種あるため、熟練が必要で、作業者の確保が課題でした。
作業者が削減できないことから、人件費削減もできませんでした。
また品質の安定上も問題があり、自動化の要望がありました。
After
- 完全自動化
多品種のコネクター対応するため、必要となるコネクターを事前に装備し、ロボットを駆使して、多品種への対応を実現しています。。
ワークサイズへの対応は、幅可変コンベアーを製作して対応しています。
挿入位置は画像で検出し、姿勢を補正したうえで製品側コネクターに挿入
挿入に際しては、力覚センサーを駆使して、微妙な力加減を調整しています。
このラインを導入することで、専従作業者ゼロの無人化ラインを実現しました。